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[生活習慣病の症状例]
■高血圧
高血圧とは文字通り血圧が高い状態のことです。血圧とは血液が血管壁を押す力のことです。血圧は心臓から送り出される血液量、心拍出量と血管の硬さである血管抵抗によって決まります。心拍出量が多いと血圧は上がり、血管抵抗が小さくなれば、血圧は下がるという関係です。血圧のメカニズムは心臓の左側、左心室がポンプのように収縮するとき、血圧が最大となり、逆に拡張する時の血圧が最小ということになります。そのために血圧というのは2種類、収縮期血圧というものと拡張期血圧というものがあります。血圧を測定する際に二つの値が記録されるのはご存知かと思いますが、いわゆる「上」は収縮期血圧、いわゆる「下」は拡張期血圧ということです。高血圧と呼ばれるのは「上」、すなわち収縮期血圧が140mmHg以上、「下」すなわち拡張期血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と判断されます。高血圧はそのものよりも他の病気を発症する原因となります。そのために高血圧と一度でも診断された方は定期的な測定をした方が良いでしょう。
高血圧は生活習慣病の最たるものです。高血圧の原因として考えられる生活習慣は、カリウム不足や塩分の取り過ぎ、他には飲酒や肥満、運動不足、ストレスなどがあげられます。その中でも特に肥満と高血圧は密接な関係にあります。
高血圧の治療や改善方法として、高血圧が軽度の場合は生活習慣の改善が一番効果があり、食事制限や定期的で適度な運動を心がけるだけでかなりの改善効果があります。食事については塩分を控えめにすること。カリウム不足には、様々な野菜や海藻類を多く摂取することが大切です。運動に関しては肥満を防ぐ力があるので、即効性はないですが生活習慣の中に運動を取り入れることが大切です。
高血圧を薬を使って治療をしている場合でも、このような食事や運動に気を使うというような生活習慣の改善をすることで薬を減らすことができるでしょう。高血圧に気を配らず放置した生活習慣を続けていると、脳血管障害である脳出血や脳梗塞、虚血性疾患である狭心症、心筋梗塞を引き起こす確率が高くなりますので、きちんとした生活習慣が必要です。
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